こんにちは!
だんだんと涼しくなってきましたね!最近は春と秋が短くなった気がします😖
正直、春と秋が長くなってほしいんですけどね😅
家づくりを考える際、「北欧住宅」というワードを目にする機会があるかもしれません。
北欧住宅は、ナチュラルなインテリアが好きな方や明るく開放的な空間が好きな方にオススメです。
そこで今回は、「北欧住宅の特徴」についてご紹介します💁♀️
北欧ってなに?
北欧とは、一般的に北ヨーロッパにあたる「スウェーデン・ノルウェー・デンマーク・フィンランド・アイスランド」の5か国を指します。
オーロラやフィヨルド、針葉樹林や湖など自然の美しさをお目当てに、旅行先としても人気の高い地域です。
緯度が高いため、夏は短く冬はとても長いことが特徴です。
特に真冬になると午後3時には夜のように真っ暗になり、気温もー30℃近くまで下がります。
そのため、北欧の人々は自然と家の中で過ごす時間が長くなります。
長くて寒さの厳しい冬でも家の中で快適に過ごせるよう、北欧の家には居心地よくする工夫がされていますよ!
北欧住宅の特徴
気密性・断熱性に優れている
北欧住宅は、厳しい寒さの中でも快適に過ごせるように、気密性・断熱性に優れています。
高気密・高断熱であれば、室内の温度を一定に保ちながらエネルギー消費を抑えることができます。
高性能な断熱材や二重窓を採用したり、魔法瓶のように家をまるごと断熱材で囲むことで、高い断熱性を実現しています。
外気を取り入れにくい造りのおかげで、夏は涼しく冬は暖かい快適な環境にすることができるのです。
- 高気密とは
家の隙間が少なく、気密性が高いことを指します。
隙間が少ないことで、外部からの冷気や湿気の侵入を防ぐことができます。
不規則に空気が入り込むのを防ぐことができるため、効率的な換気にも繋がります。
- 高断熱とは
壁に外気の影響を受けにくい建材などを入れて、家の中の温度が外気温に左右されないようにした状態のことを指します。
夏の暑さや冬の寒さが室内に侵入するのを防ぐことができるため、冷暖房費の削減にも繋がります。
採光に優れている
北欧の冬は1日のうちに約6時間ほどしか日射時間がありません。そのため、明るく開放的な空間を重視した家づくりが主流です。
日照時間が短い分、日が出ている間にできる限り光を取り入れることができるよう、採光に優れています。
トップライトや大きな窓が設置されていたり、小さな窓があちこちに配置されていることも。
また、窓は採光を目的につけられるため、ほとんどの窓にカーテンがついていません。
カーテンをつける場合は外からの視線を遮るためではなく、インテリアとして楽しむためなのだそう!
天然木・自然素材を使った内装
北欧は森や湖など自然に囲まれた環境であるため、木やレンガ、無垢材や珪藻土などの自然素材を中心とした家づくりが盛んです。
特に、天然木は時とともに少しずつ色や木目が変化していきます。
経年劣化と共に美しさが増えていく素材は、長く住み続ける北欧の文化にピッタリです。
北欧の暗くて長い冬も、自然素材を取り入れることでおうちのなかにやすらぎと温もりを感じることができます。
長く住み続ける文化
北欧の人々は、メンテナンスを繰り返しながら1つの家に長く住み続ける文化があります。そのため、シンプルで実用性があり、長く愛されるデザインが多く見られます。
長く住むために家の性能を上げたり長く持つ素材を使用したりするなど、長く住み続ける工夫をすることで、子どもや孫世代にも引き継いでいくことができます。
優しい色使い
家にいる時間が長い北欧の人々にとって、室内環境はとても大切です。
ナチュラルな木材、アースカラーやくすみカラーのような優しい色合いは、精神を安定させる効果があります。
そのため、お部屋のベースとなる色は優しい色を使うことが多いです。
北欧 オススメブランド
マリメッコ
1951年にフィンランドで生まれたファブリックブランドです。
幅広い世代に人気のあるブランドであり、取り入れるだけで一気に明るい空間に仕上がります。
クロスに取り入れるのがオススメ!
カールハンセン&サン
1908年にデンマークで生まれた家具ブランドです。
一切の妥協を許さないモノづくりで、北欧家具の歴史を紡いできました。
世界的に人気な「Yチェア」を販売しています。
今回は、「北欧住宅の特徴」についてご紹介しました。
北欧の気候に合わせてつくられた北欧住宅は、日本の気候にもマッチしやすいです。デザインもナチュラルで可愛いため、興味を持った方はぜひ取り入れてみてはいかがでしょうか。
アイキャッチ画像:美しい無料画像と写真の数々 | Unsplash