こんにちは!
お子さんがいるご家庭では、「こどもたちが安心・安全で快適に過ごせるように家具選びにもこだわりたい!」と思う方も多いのではないでしょうか?
家具の形や大きさによっては怪我に繋がってしまうこともあるため、こどもの安全を考慮して家具を選ぶことはとても大切です。
そこで今回は、「子育て世帯の家具選びのポイント」についてご紹介します💁♀️
家具選びのポイント
POINT!
角が丸い家具
つかまり立ちなどでバランスを崩して転倒した際や、走り回っている時に家具にぶつかってしまうことがあります。
この時、角が丸いのと角ばっているのとでは安全性が異なります。
体が小さく目線の高さに家具の角がくることが多いため、ケガのリスクを低減するためにも角が丸い家具を選ぶのがポイントです。
角ばっている家具を使用する場合は、コーナークッションなどを貼って角を丸くしてあげるのがオススメです。
POINT!
安全性の高い材質
ガラス製の家具はオシャレな雰囲気がありますが、割れてケガをしてしまう可能性があります。
こどもがぶつかった衝撃で割れた場合、大怪我に繋がることもあるため注意が必要です。
また、こどもはなんでも口にしてしまう時期になるとテーブルやソファなど身の回りのあらゆるものを舐めてしまうことも。
接着剤や塗料が使われている家具よりも、口に入っても安全な天然植物由来のオイルを塗った家具を選ぶと安心です。
他にも、クッション性の高い家具や、毛が短くつまずきにくいラグなど、安全性の高い家具をチェックしてみてくださいね。
POINT!
掃除のしやすさ
子育て中は、食べ物や飲み物をこぼしてしまったり落書きをしたりなど、家具が汚れてしまう場面が多くあります。
子どもの肌に直接触れる家具はできるだけ清潔な状態を保ちたいですよね。
そのため、掃除のしやすい家具を選ぶのがオススメです。
丸洗いできたり水拭きでサッと汚れが落ちる素材にすることで、キレイな状態を保ちやすくなります。
安全を高めるインテリアの工夫
工夫①
ストッパーをつける
こどもは引き出しや扉があるとついつい開けてしまいがち。
その時に、指を挟んでしまったり物を取り出してケガをしてしまうおそれも。
あらかじめストッパーをつけて開け閉めできないよう対策しておくことで、このような事故を防ぐことができます。
工夫②
滑り止めシートを使う
こどもは家の中を走り回ることもあるため、ラグマットが滑りやすいと転倒して大怪我に繋がる恐れがあります。
滑りやすいラグはこどもだけでなく、高齢者やペットにとっても危険です。
滑り止めシートを活用して、ラグが滑らないように工夫することが大切です。
工夫③
なるべく物を置かない
興味のあるものに触ったり、なんでも口にいれたりする時期は、床や子どもの手が届く位置に物を置かないようにすることが大切です。
近年であれば、スマートフォンの充電ケーブルなどにも危険性があるため、子どもの手の届かない場所に移動させたり、充電器を指しっぱなし・置きっぱなしにしないようにすることが大切です。
なるべく物を置かないスッキリとしたインテリアにすることで、空間が広くなりこどもたちものびのびと動けます。
工夫④
カーテン・ブラインドの安全器具の活用
カーテンやブラインド自体は安全でも、使い方や家具の配置によって危険が増すことがあります。
カーテンやブラインドのひもが首に絡んでいることに気づかず窒息やケガをしてしまう事故が、度々発生しているため注意が必要です。
消費者庁ページ「 160629kouhyou_1.pdf 」
できるだけひも部分がない製品を選ぶのがオススメです。
ひも部分がある製品については、こどもの手の届かない位置にひもをまとめるクリップや、重さがかかるとひもが切れるセーフティジョイント、ひもの緩みをなくすチェーン固定具等の安全器具を活用することが大切です。
今回は、「子育て世帯の家具選びのポイント」についてご紹介しました。
安全だと思っていても思わぬところで怪我をしてしまうこともあります。
こども目線で考えて家具を選んだり、工夫をしてみたりして家の中に潜む危険からこども達を守りましょう!
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