こんにちは!
2024年の大寒は、明日1月20日~2月3日までだそうですよ!大寒は一年の中で最も寒さが厳しい時期と言われています。
熊本も来週は少し冷え込むみたいですよ🥶風邪をひかないように体調管理に気を付けたいですね!
寒さも厳しくなるという事で、今回は「床暖房のメリット・デメリット」についてご紹介します💁♀️
床暖房とは?
床暖房とは、床の中に設置した熱源によって床や室内を温める暖房方法です。
足元から直接暖かさを感じることができるのはもちろん、床暖房から放出された熱が部屋全体を均一に暖めてくれます。
足元から暖かくなる床暖房は「冬は足元が冷えて辛い!」「暖房をつけても足元がなかなか暖まらない…」なんてお悩みをを解決することができます。
床暖房の種類
床暖房には大きく分けて、温水式と電気式の2種類があります。
- 温水式床暖房
床下に組み込まれたパイプに温水を循環させることで床を温めます。温めたお湯を循環させるため、電気式に比べてランニングコストを抑えることができます。そのため、広い面積や比較的長時間利用する家庭に向いていると言われています。
しかし、給湯にかかる設備が必要なため初期費用が高い傾向にあります。
- 電気式床暖房
床下に設置された電熱線に通電し発熱させることで床を温めます。キッチンのみなど部分的に設置するのに向いており、初期費用も温水式に比べると安い傾向にあります。
しかし、稼働中は電気代がかかるため、ランニングコストが高くついてしまう場合があります。
床暖房のメリット
足元が暖かい
床暖房は足元からじんわり温まるので、特に冷え性の方や高齢者の方にオススメです。靴下やスリッパを履くのが苦手な方でも、床暖房があれば素足で快適に過ごすことができます。
また、足の裏を温めると、全身の血行改善や自律神経を整える効果があると言われています。
エアコンなどに比べ空気が乾燥しにくい
暖房器具の温風によって肌やノドが乾燥してしまう…なんてことありますよね。乾燥は肌トラブルの原因になったり、ウイルスに対する防御機能の低下に繋がってしまいます。
床暖房は風を出さないため、エアコンなどの風が出るタイプの暖房器具に比べると空気が乾燥しづらいといったメリットがあります。
ただし、少なからず乾燥してしまうため加湿器を置くなどの対策が大切です。
ホコリが舞いにくい
暖房器具の風により、室内のホコリが舞い上がってしまうことも。
対して床暖房は風を起こさないため、ホコリやペットの毛などを舞い上げにくいメリットがあります。アレルギー持ちの方や呼吸器系疾患を持つ方にオススメです。
部屋全体が暖まる
エアコンだと足元が冷えるのに頭は暖まってボーッとするなんてことありませんか。
床暖房は冷気が溜まりやすい足元から温めるため、のぼせる感覚が少なく「頭寒足熱」の状態にすることができます。
また、伝導熱・輻射熱の効果によって壁や天井にも熱が伝わり、ムラなく部屋全体を温めることができます。
片付け不要
こたつやストーブは季節によって片付けが必要で、収納スペースも場所をとってしまいます。
しかし、床暖房は床下に設置されているので、片付け不要で場所もとりません。
床暖房のデメリット
初期費用がかかる
エアコンやヒーターなど他の暖房器具に比べると初期費用がかかってしまいます。
また、リフォームの場合は床材を剥がす作業が必要になるため、その分の費用もかかります。
床暖房を採用する前に、家の断熱性能や気密性能などを見直してみることもオススメです。
床暖房導入にかかる費用を住宅性能に充てることで、電気代を抑えることができるうえ、暖かい家を実現することもできます。
メンテナンスが必要
温水式の場合は、不凍液の補充や熱源の交換などの定期的なメンテナンスが必要になります。
寿命は10~30年程度と言われており、故障した場合、状態によっては修理が大掛かりになるうえに費用も高額になってしまうことも。
計画的に資金を用意しておくことが大切です。
なお、耐久性に優れている電気式の場合は、寿命は30年以上と言われており基本的にメンテナンスが必要ありません。
低温火傷の恐れがある
床暖房の上でうっかり寝落ちしてしまったり、ずっと同じ体勢でいると低温火傷の恐れがあります。
まだ自分で寝返りができなかったり、はいはいをする乳幼児は特に注意が必要です。床に触れる時間が長くなる場合は、設定温度を下げることが大切です。
温まるまでに時間がかかる
床暖房は空気を直接温めるわけではないので、他の暖房器具に比べて温まるまでに時間がかかります。スイッチを入れてから適温になるまで30分~1時間程度必要なため、タイマー機能がついているものを採用するのがオススメです。
今回は、「床暖房のメリット・デメリット」についてご紹介しました。
足元が温まる床暖房は、寒い季節に最高の設備ですよね!しかし、費用や温まるまでに時間がかかってしまうなどのデメリットもあります。
家づくりやリフォームで失敗しないためにも、ぜひメリット・デメリットを知ったうえで、後悔のない選択をすることが大切です。