こんにちは!
前回、子どもがのびのび育つ家として「遊び心のある家づくり」についてご紹介しました。
今回は、子どもがのびのび育つ家として「コミュニケーションが取れる家づくり」についてご紹介します💁♀️
こどもの成長とコミュニケーション
親子のコミュニケーションは、子どもの成長に大きく影響します。
会話がない場合、コミュニケーション能力が育たず人間関係をうまく構築することができなくなってしまいます。
コミュニケーションを取ることで、自己肯定感を育てたり情緒が安定するなど心の成長に繋がったり、親子の信頼関係を築いていくことができます。
また、子どもが悩みを抱えている時でも、SOSサインに気づいてあげることができるため子どもの命を守ることにも繋がります。
POINT!
子どものための家づくりアイディア
- リビング階段
リビング階段とは、リビングに階段がある間取りのことです。
リビング階段にすることで、外出時や帰宅時にリビングにいる家族と顔を合わせることができます。
「いってらっしゃい」や「ただいま」などの挨拶ができたり、遊びに来たお友達の顔も見ることができます。
自然と顔を合わせる機会が増えるので、子どもの表情や雰囲気も見ることができ、コミュニケーションを増やすことができます。
ただし、リビング階段は1階の暖かい空気が2階にあがってしまうため、冬は寒く感じやすくなるというデメリットもあります。
家の断熱・気密性能をあげて家全体を暖かくすることが大切です。
- 明るくて広い居心地のいいリビング
家の中で家族が集まる場所と言えば「リビング」ですよね。
リビングに家族が集まれば、自然とコミュニケーションが生まれやすくなります。
家族みんなが集まりたくなるように、明るくて広い居心地の良いリビングにすることが大切です。
また、ペットをリビングで飼ったりホームシアターなど娯楽のための設備を設けると、みんなで集まる機会を増やすことができるのでオススメです。
スマホやゲーム機の充電のためにも電源タップを用意したり、ソファの近くにコンセントを設置しておくことで、ストレスを溜めずにリビングでくつろくごとができます。
- 死角を作らず見渡せるLDK
LDKのどこにいても全体を見渡せるようにすることで、開放感があり、常に家族の気配を感じることができます。それぞれ別のことしていても、同じ空間にいて何をしているのかが分かれば、会話が生まれやすいです。
また、小さいお子さんの場合、親が想像できない遊びを思いつきます。
目を離さないためにも死角を作らず子どもたちが見える間取りにしておくと安心です。
- コミュニケーションがとれるキッチン
子どもと料理を楽しむことは、絶好のコミュニケーション機会であるのと同時に自立心を養うことにも繋がります。
子どもと一緒に料理することも視野に入れて、キッチンの広さや大きさを決めるのがオススメです。
また、対面キッチンにすることで、料理をしながらリビング・ダイニングにいる家族とコミュニケーションを取りやすくなります。
- 吹き抜けを作る
吹き抜けをつくることで上下の階が繋がるため、家族間の距離が近くなり、コミュニケーションを取るのに役立ちます。
ご飯の用意ができたことを伝える時でも、1階から声をかけることができます。
しかし、音やニオイが伝わりやすくなってしまったり、冷暖房が効きにくいといったデメリットがあります。
- 引き戸や窓付きドアを取り入れる
リビングや子ども部屋のドアを引き戸にし、普段は開けておくことで1つの空間として過ごすことができます。
1つの空間として過ごすことで顔を合わせる機会が増え、コミュニケーションが取りやすくなります。
また、窓付きのドアを採用すると、部屋の灯りが漏れて家族の気配を感じることができます。
今回は、「コミュニケーションが取れる家づくり」についてご紹介しました。
コミュニケーションが取りやすい家は、子どもにとっても親にとってもいい影響を与えます。
同じ空間にいることが多かったり、顔を合わせる機会が増えれば自然と会話は増えていきます。
家族の仲を深めるためにも、ぜひコミュニケーションが取りやすい間取りの工夫を採用してみてはいかがでしょうか。