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屋上のメリット・デメリット

こんにちは!

自宅に屋上をつくってバーベキューやプールを楽しみたいと思っているかたもいらっしゃるのではないでしょうか。

そこで今回は、「屋上のメリット・デメリット」についてご紹介します💁‍♀️

屋上のタイプ

全面が屋上

最上階の居室の上を全面屋上にするタイプです。
開放感があり、広々とした空間を楽しむことができます。
室内から出入りできるタイプ(内階段)と屋外に階段をつくるタイプ(外階段)があります。

居室と隣接して設置

最上階の居室と隣接して設置するタイプです。
居室とのつながりを持たせることができ、アウトドアリビングとして活用もできます。

屋上のメリット

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アウトドアを楽しめる

屋上とアウトドアレジャーの相性は抜群です。

バーベキューやブール、花火、ハンモック、スポーツなどを楽しむことができます。
車や人が通ることもないため、お子さんやペットが事故やトラブルに巻き込まれる心配も少なくなります。

落下防止対策を十分に施しておくと、より安心してアウトドアを楽しむことができますよ。

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家族団らんの場になる

テーブルとイスを置くと、家族で集まって食事をすることができます
家の中では煙やニオイが気になる料理も、屋外なら気にせず調理できるメリットも。

春や秋など気候がいい季節には、レジャーシートを敷いピクニック気分を味わってみるのもいいかもしれません。

忙しくてなかなか外出する機会がないご家庭も、自宅の屋上で家族や友人との思い出をつくってみてはいかがでしょうか。

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洗濯物が乾きやすい

屋上は日当りが良いため、洗濯物が乾きやすいです。

広いスペースを確保することができるため、大量の洗濯物や布団などの大きい物を干すのにも向いています。
人目に付きにくい場所なので、洗濯物を干しても生活感が出ないというメリットも。

強い風が吹く場合があるため、洗濯物が飛んで行かないように対策しておくことが大切です。

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家庭菜園ができる

庭が確保できない場合は、屋上を庭代わりにすることができます。

日当りがいいため、植物を育てるのに適しており、ガーデニングや家庭菜園が好きな方や始めたい方にオススメです。

お子さんと一緒に楽しむことで、考える力が育ったり命を育む学びに繋がります。

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眺めを楽しめる

屋上から夜景や星空など、眺めを楽しむことができます。
場所によっては、海や花火を見ることができることも。

安全を確保するために、フェンスの高さや素材を工夫してみることが大切です。

屋上のデメリット

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メンテナンスの手間がかかる

屋上は紫外線や雨風にさらされる箇所であるため、定期的なメンテナンスがかかせません

防水加工や塗装劣化のメンテナンスを怠っていると、雨漏りしてしまうだけでなく見た目も悪くなってしまいます。

紫外線によって手すりやフェンスも劣化が進むため、こまめにメンテナンスすることが大切です。

Demerit

水が溜まりやすい

屋上を設置するには、屋根の形を平らな「陸屋根」にする必要があります。
陸屋根は勾配がない分、雨や雪が溜まりやすいため、排水システムをきちんと取り付けたり防水工事がかかせません。

通常の雨ではそれほど心配する必要はありませんが、ゲリラ豪雨や台風などで大量の雨が降ると、排水が間に合わずに雨水が溜まってしまうことがあります。

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掃除する手間がかかる

屋上をつくるとその分掃除する箇所が増えます。
特に、排水溝は定期的に掃除をしておかないとスムーズに排水できず、雨水が溜まりやすくなってしまいます。

掃除しやすい床材を採用したり掃除用の水道を設置しておくと便利です。

Demerit

思ったより活用できなかった

使ったのは最初だけで、結局使わなくなってしまったというケースもあります。

  • 屋上への動線が悪く使いづらい
    ー洗濯機から屋上までが遠く、洗濯物を干すのが大変
    ーキッチンから屋上までが遠く、食事の準備や片付けが大変
  • 歳を重ねて屋上へ続く階段の上り下りが辛くなった
  • 近隣に高い建物が建ち、プライバシーを確保できなくなった

など、せっかくコストをかけて屋上をつくっても使わなくなってしまうことも。

年に数回使うか使わないかくらいなのにメンテナンス費用だけがかかっていく…なんてことになるともったいないですよね。

屋上の使用目的と必要性を良く考え、目的に応じて洗濯機やキッチンと屋上の動線を短くするなどして、使い勝手のいい屋上を目指してみてください。

今回は、「屋上のメリット・デメリット」についてご紹介しました。

屋上は自宅で気軽にアウトドアを楽しんだり気分転換ができる一方で、使用頻度によってはメンテナンス費用が負担に感じることもあります。
採用する場合は使用目的を明確にし、後悔のない選択を行ってください。