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段差がない家のメリット・デメリット

こんにちは!

安全に暮らせるようになるべく段差のない家を建てたいと考えている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

そこで今回は、「段差がない家のメリット・デメリット」についてご紹介します💁‍♀️

段差がないメリット

転倒リスクの軽減

段差をなくすことで、段差につまづいて転倒してしまうリスクを減らすことができます。

特に、高齢になると足腰の筋肉が弱まり、ちょっとした段差でもつまづきやすくなってしまうため、老後を安全に過ごすためにも家の中の段差をなくすことがオススメです。

高齢者だけでなく、小さな子どもやペットにとっても安全ですよ!

掃除がしやすい

段差がないと掃除機やお掃除ロボットをスムーズに動かすことができるため、日々の掃除が楽になります。

広々とした空間

段差がないことで、視覚的に空間を広く見せることができます。
また、家具の配置の自由度も高めることができるため、生活空間がより使いやすくなるのが魅力です。

段差がない家のデメリット

砂利やホコリなどが家の中に入りやすい

玄関や土間の段差には、外からの砂やホコリが室内へ侵入するのを防止する役割があります。
そのため、段差をなくしてしまうと室内に砂やホコリが入りやすくなってしまいます。

素足で歩いた時に砂のザラザラ感が気になることも。

定期的に掃除する必要がでてくるため、注意が必要です。

空間にメリハリがなくなる

段差は空間にメリハリをつける効果があるため、段差をなくしてしまうと空間にメリハリがなくなってしまうことも。

段差部分を収納スペースとして活用するなどの有効活用もできなくなってしまいます。

段差の対策

段差を5㎜以下に抑える

「バリアフリー性に関する基準(高齢者等配慮対策等級3)」によると、

日常生活空間で段差が5mm以下のものを段差のない構造とする

ことが定められています。

そのため、一部段差が残る部分は5mm以下に抑えることでバリアフリーを実現することができます。

階段の段差を低くする

階段の段差を低くすることで足を高く上げる必要が減り、上り下りしやすい階段にすることができます。

さらに階段の踏み面を広くさせると、より安全性をUPさせることができますよ!

玄関に式台を採用する

玄関をフルフラットにすると、砂が入りやすくなったり靴の脱ぎ履きがしにくいというデメリットがあります。

玄関の段差が気になる場合は、式台を採用して2段で上がるようにするのがオススメです。
転倒が心配な場合は、手すりも設置しておくと安心です。

今回は、「段差のない家のメリット・デメリット」についてご紹介しました。

段差をなくすことで、老後の転倒リスクや子ども達が安心して遊べる家にすることができますが、ホコリや砂が家の中に入りやすいといったデメリットもあります。

後悔のないよう、よく検討することが大切です。