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寒すぎる!昔ながらの家が寒い理由と対策

こんにちは!

築年数が経った家に住んでいる方は、「冬の寒さ」結構気になりますよね。
最近の住宅と違って、家の中でも厳しい寒さを感じやすいのはなぜなのでしょうか。

そこで今回は、「古い家が寒い理由と対策」についてご紹介します💁‍♀️

古い家が寒い理由

すきま風

アルミサッシや障子、ふすまなどはわずかなすき間があるため、外の冷気が直接入り込みやすかったり、暖房で温めた空気も外へ逃げてしまいます。

経年劣化や地震・台風などの影響によって知らず知らずのうちに家が歪んだり亀裂が入ったりして、目に見えない程度の隙間が発生していることもあります。

また、窓ガラスとサッシを密着させるゴムパッキンが経年劣化によってすり減ったりひび割れたりすると、そこからすき間風が入り込んできてしまいます。

単板ガラスが使われている

家の中で寒さや暑さを感じる大きな原因は「窓」です。窓は家の中で最も熱の出入りが多い場所といわれており、窓選びによって室内温度も変化します。

昔ながらの家は、1枚のみのガラスでできている「単板ガラス」が使われていることが多いですが、断熱性能が低いため、せっかく暖房で温めた空気も外に逃げてしまいます。

断熱性が低い

最近の家は断熱性能が高く、熱の出入りを抑えているため「夏は涼しく、冬は暖かい」家を実現していますが、昔ながらの家は断熱材がはいっていないケースもあり外気温の影響をダイレクトに受けやすくなっています。

古い家の寒さ対策

断熱リフォームを取り入れる

1番効果的な方法は、断熱リフォームを取り入れることです。
断熱リフォームで壁の中に断熱材を入れたり、断熱性能の高い窓ガラスに取り替えることで、家全体の断熱性を高め、寒さが気にならない住環境を実現することができます。

窓ガラスやサッシの断熱性能を上げるだけでも外気温の影響を小さくすることができるため、窓が多いお家は、特に窓の断熱性を高めるのがオススメです。

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すき間を埋める

家の断熱性をどんなに高めても、すき間があると断熱効果を十分に発揮することができません。

ホームセンターなどで販売されている厚みのある専用のテープをサッシのすき間などに貼り付けることで、すき間風を防ぐことができるため室内の温度を一定に保つことに繋がります。

雨戸、シャッターを閉じる

雨戸やシャッターを閉めることで、冷たい風が室内に入り込むことを防いでくれる効果があります。
冬場は日没後に一気に冷え込むため、夜の間だけでも雨戸やシャッターを閉めておくのがオススメです。

ホットカーペットを敷く

「床暖房を採用して足元からの冷えを解消したいけど、費用や時間を掛けたくない…」という方は、低予算で手っ取り早く取り入れられるホットカーペットがオススメです。

冷えやすい足元を温めることで、身体全体を暖めることに繋がります。

遮熱カーテン

カーテンを遮熱カーテンに変えることで、窓際の寒さを和らげることができます。
長めのカーテンを床にピッタリとつけて冷気を防ぐことがポイントです。

今回は、「古い家が寒い理由と対策」についてご紹介します。

身体の冷えは睡眠の質や免疫機能を低下させてしまいます。
健康に快適に過ごすためにも、家の寒さ対策を行って冬を乗り越えましょう!