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家づくりで役立つ用語紹介①

こんにちは!

はじめての家づくり、建築用語が多くて戸惑ってしまうこともあるかと思います。

そこで今回は、「家づくりで役立つ用語の意味」をご紹介します💁‍♀️

言葉の意味を理解し、納得のいく家づくりに繋がればと思います😌

断熱

熱の伝導を阻むための技術や材料のことを指します。

外からの熱が家の中へ侵入してくることや家の中の熱が外へ逃げることを防ぎ、「夏は涼しく、冬は暖かい」状態を実現します。

熱の出入りを少なくすることで室温を一定に保ちやすくなるため、エアコン効率が上がり節電に繋がります。

断熱材にも様々な種類があるため、それぞれの特性にあった適切な場所に使用することが重要です。

気密

「どれだけ隙間をなくし、外と室内の空気の出入りを少なくしているか」を指します。

断熱性がどれだけ高くても気密性が低ければ風を簡単に通してしまうため、本来の性能を十分に発揮できません。

家の隙間をできるだけなくし、外気の侵入や内部の空気が外に漏れるのを防ぐことで、省エネルギーで快適な住環境を維持することができます。

また、気密性を高めることで、室内の換気を効率よく行うことにも繋がります。

耐震等級

耐震等級とは、建物が地震に対してどのくらい耐えられるかを表す指標です。
「倒壊しにくさ」「損傷しにくさ」などを基準に、耐震等級1・耐震等級2・耐震等級3の3つのレベルに分けられています。

等級の数字が大きいほど耐震性能が高いことを表しています。
耐震性が高い耐震等級3は、消防署や警察署など災害復興の拠点となる建物に求められる水準です。

耐震等級を取得すると地震保険に対して割引を受けることができます。

構造計算

建物の構造安全性を科学的に検証し確認するための計算のことを構造計算といいます。

地震や台風など自然災害による住宅被害が多い日本では、外部から加わる力に耐えられる住宅を建築し、住人の安全や財産を守ることが大切です。

しかし、実はこの構造計算、日本の木造2階建住宅のほとんどで行われていないのです。
2025年4月以降は、小規模な住宅でも義務化される見込みとなっています。

建築確認申請

新しい建物を建てる際に必要な申請の事で、建物が法令・条例に則っているかどうかを審査する手続きです。

なお、条件によっては建築確認申請が不要の場合もあります。

建築確認が不要になる例

  • 都市計画区域外四号建築物の建築

  • 四号建築物大規模の修繕、大規模の模様替え

  • 防火地域、準防火地域外の10㎡以内増築

  • 建築基準法上の建築物扱いにならない建物

  • 建築基準法の適用を受けない特殊な建築物

  • 仮設建築物(一部を除く)

※四号建築物…小規模建築物のこと

今回は、「押さえておきたい言葉の意味」についてご紹介しました。
他にもたくさんの建築用語があるため、また今後ご紹介します!

アイキャッチ画像:美しい無料画像と写真の数々 | Unsplash