こんにちは!
6月にはいり、だんだんと暑い日が増えてきましたね。夏は室内温度も高くなり、快適に過ごすことができないと感じる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
夏の暑さで体調を崩したり、蒸し暑さでなかなか寝付けず睡眠不足になってしまうことも。
そこで今回は、本格的な暑さが到来する前に「夏の暑さ対策リフォーム」についてご紹介します。
夏の住まいの困りごと
- 冷房が効きづらく、光熱費が気になる
- 日差しで室内が暑い
- 風通しが悪くムシムシする
- 暑くてぐっすり眠れない
- 室内にいても日焼けする
世界的な問題である「地球温暖化」によって、日本の平均気温はさまざまな変動を繰り返しながら上昇しています。この気温上昇は、地球環境だけでなく人々の身体にも影響を与えます。
家の暑さ対策をしていなければ、気温の上昇に合わせて室内の温度も上昇していきます。
室内温度を下げようと冷房を強くし1日中つけっぱなしにしておくと、電気代がかかったり体が急激に冷えてしまったり夏バテの原因になってしまうことも。
逆に電気代が気になるから…と我慢していると熱中症になってしまうリスクが高まり危険です。
光熱費を抑えながらも快適な室内環境にするためには、家の暑さ対策がとても重要です。
室内が暑くなる原因は?
夏に室内が暑くなる原因は様々ありますが、主な原因は外気温の影響を受けやすい窓や玄関ドアといった開口部から外の暑さが室内に伝わってしまうことが挙げられます。
また、通風性能が低いとあたためられた空気や湿気がうまく排出できず、室内に溜まったままになります。
他にも、太陽光は健康で心地よく生活するために必要ですが、過剰に太陽が入り込んでしまうと暑さを感じ、涼しい家を実現することができなくなってしまいます。
夏の暑さ対策リフォーム
高気密高断熱
断熱性・気密性が低いと外の熱が入ってきて室内が暑くなるだけでなく、冷房を使っても冷気が外に逃げてしまうため、冷房の効きが悪くなってしまいます。
高気密高断熱の住宅にすることで、外気温の影響を受けにくくなります。魔法瓶のように保温性にすぐれた住まいになるイメージです。
LIXILのSW工法リフォームは、家一棟をまるごと断熱することができます。
家全体の温度差を小さくすることにも繋がるため、冬場はヒートショック(急激な温度変化により血圧が上下することで起こる心臓や血管の疾患)の予防にも繋がります。
家全体を高気密高断熱リフォームにするのが難しい場合は、熱の出入りが激しい窓だけでも断熱性のあるものに取り替えるのがオススメです。
日射遮蔽
太陽の日差しや地表面からの照り返しは窓を通して室内に入ってきます。
そんな窓ガラスを通して室内に入ってくる日射を遮ることで、外部の熱を室内に侵入させないようにすることができます。
日射遮熱の方法は、ブラインドやシェード、オーニング、グリーンカーテンなどの日よけを活用する方法があります。
湿度調整と換気
同じ気温でも湿度が高い方が暑く感じます。そのため、家全体に風を通して湿度を調整し高くなりすぎないようにすることが大切です。
気温があまり高くない日は、空気を循環させこもった熱を逃がすことで、エアコンに頼ることなく快適に過ごすことができます。
しかし、空気を循環させるために窓やドアを開ける場合、防犯性が心配になることもありますよね。
防犯性を高めながら湿度を調整するためには、採風玄関ドアに取り替えてみるのがオススメです。新しく開口部を設置する場合は、地窓・高窓を取り付けると風の通り道ができ、風通しを良くすることができます。
今回は、「夏の暑さ対策リフォーム」についてご紹介しました。
電気代も高騰している今、本格的な夏の暑さが到来する前に検討してみてはいかがでしょうか。