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室内でも熱中症リスクあり!家の中の暑さを和らげる方法

こんにちは!
最近暑すぎますね🥵年々暑さが厳しくなっている気がしてます。
外が暑すぎるからこそ、家の中では暑さを和らげて快適に過ごしたいですよね。

家の中でも起こり得る熱中症を防ぐためにも、今回は「家の中の暑さを和らげる方法」についてご紹介します💁‍♀️

家の中で熱中症になる人は多い

毎年夏になると、連日のように熱中症のニュースが流れますよね。
暑さの厳しい屋外で発症するイメージを持っている方も多いかもしれませんが、条件によっては室内にいても熱中症になってしまうことがあるのです。

消防庁のデータによると熱中症の約4割は住宅等の居住場所で発症しているといいます。

図9 発生場所別の救急搬送人員(令和5年6月~9月)

出典:東京消防庁<安全・安心><トピックス><熱中症に注意!> (tokyo.lg.jp)

安全・快適に過ごせるお家にするためにも、家の中が暑くなる原因を知り対策を行ってみてください!

家の中が暑くなる原因

原因①

窓などの開口部の断熱性が低い

窓などの開口部は外気温の影響を非常に受けやすい箇所です。

夏場は窓からたくさんの熱が入り込みます。日本建材・住宅設備産業協会によるとその割合は約73%にも上ると言われています。

熱の出入り口になりやすい開口部の断熱性能が低いと、外の熱が室内に伝わりやすくなってしまうため、家の中の温度が上昇しやすくなってしまいます。

原因②

直射日光が家の中に入ってくる

日差しが入り込むと室内が明るくなり心地よく過ごすことができますよね。しかし、夏場の直射日光は、室内の温度を上げてしまう原因の1つでもあります。

特に、入射角が低い朝日(東面)と夕日(西面)は部屋の奥まで光が差し込むためかなり室温が上がります。光を取り込む分、熱も取り込んでしまうのです。

原因③

空気の循環が悪い

空気の循環が悪いと熱が室内にこもり、外に逃げていかないことによって室温が上昇してしまいます。

壁・窓・床から入り込む熱の他に、室内に冷蔵庫やテレビなど電化製品の放熱によっても空気があたためられます。

計画的な換気を行ったり、涼しい時間帯に窓を開けて効率的に熱を逃がすことが重要です。

原因④

湿度が高い

日本の気候は高温多湿であり、そもそも湿度が高い傾向があります。

同じ温度であっても湿度が高いと気温が高く感じますよね。
湿度が高いと汗が蒸発しにくくなり、体内の熱をうまく放出できなくなってしまうため熱く感じてしまうのです。

日本の夏に窓を閉め切っていると熱と湿気をこもらせ、まるで蒸し風呂のような状態になってしまうこともあります。

原因⑤

建物外部の熱

熱は温度の高い方から低い方へと移動する性質があります。

そのため、強い日差しによって建物外部が熱くなると、その熱が天井や壁などに伝わり室内の温度を上昇させます。

特に家の断熱性能が低いと、室内に熱を伝えやすくなります。

原因⑥

照り返し

上から差し込む日差しだけでなく、お庭のコンクリートやベランダなど下からの照り返しによっても室温が上昇してしまいます。

暑さを和らげる方法

方法➀

窓から入る日射を遮る

窓から入ってくる熱の量は多く、一度室内に入り込むとなかなか外に逃げにくいです。

そのため、事前に窓からの日差しを遮ることで室内の温度が上昇するのを抑えることができます。
以下のアイテムは、比較的手軽に日差しを遮ることができるのでオススメです。

  • 遮光カーテン
  • ブラインド
  • ハニカムスクリーン
  • オーニング
  • 断熱シートや断熱フィルム
  • サンシェード
  • すだれ
  • ひさし
  • グリーンカーテン

ちょっとした工夫として、日中外出する場合はカーテンを閉めたまま外出し、帰宅したら窓を開けて換気を行うことで熱の蓄積を抑えることができますよ!

方法②

換気をして熱を逃がす

帰宅後、部屋が暑いとすぐにエアコンをつけたくなりますよね。

ですが、エアコンをつける前に換気を行い、熱い空気を外に追い出しからエアコンをつける方がより早く部屋を冷やすことができます。

サーキュレーターを活用して空気の流れをつくってあげるのもオススメです。

方法③

省エネ住宅を検討する

省エネ住宅とは、簡単にいうと「省エネルギーで生活することができる、地球にも住人にも優しい住宅」のことです。ZEHや長期優良住宅などが該当します。

省エネ住宅を実現させるためには、「気密」「断熱」「日射遮蔽」の3つが対策の柱となります。

気密性・断熱性に優れており、季節問わず快適な室温で過ごすことができます。

方法④

断熱性を高める

断熱性能を高めることで、外気温の影響をうけにくくなるだけでなく冷暖房効率も上げることができます。

特に、熱の出入りが激しい窓の断熱性能を高めることは、夏の暑さだけでなく冬の寒さ対策にも効果的です。

また、築年数が経ったお家では、断熱材が入っていなかったり意味をなしていないケースも。
屋根や壁の断熱材を追加することで、外からの熱を遮断することができます。

今回は、「家の中の暑さを和らげる方法」についてご紹介しました。
屋外だけでなく住宅でも暑さ対策を行い、暑い夏を乗り切りましょう!

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