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室内外の騒音対策

こんにちは!
暮らしの中で感じる音は時にストレスになるもの。
外からの騒音が気にならないようにするだけでなく、室内の生活音も響かないように工夫することが大切です。

今回は「室内外の騒音対策」についてご紹介します💁‍♀️

身の回りの音の大きさ

音の大きさを表す単位は「デシベル(dB)」です。数値が大きいほど音も大きく騒音と感じます。
人はデシベルの数値が大きい音を聞き続けていると、ストレスを感じてしまいます。

では、身の回りの音の大きさはどのくらいなのでしょうか?下表をご覧ください。

騒音レベルの目安

  • 120デシベル~110デシベル
    聴力機能に障害
  • 100デシベル~90デシベル
    きわめてうるさい
  • 80デシベル~70デシベル
    うるさい
  • 60デシベル~50デシベル
    普通
  • 40デシベル~30デシベル
    静か
  • 20デシベル
    きわめて静か

出典:深谷市「騒音の大きさの目安」<4D6963726F736F667420576F7264202D20919B89B982CC91E582AB82B382CC96DA88C0> (city.fukaya.saitama.jp)

洗濯機約64~72デシベル
掃除機約60~76デシベル
目覚まし時計約64~75デシベル
電話のベル音約64~70デシベル
エアコン約41~59デシベル
温風ヒーター約44~56デシベル
換気扇約44~56デシベル
風呂又は給排水音約57~75デシベル
ピアノ約80~90デシベル
テレビ約57~72デシベル
犬の鳴き声約90~100デシベル
子どものかけ足約50~66デシベル
人の話し声(日常)約50~61デシベル
人の話し声(大声)約88~99デシベル
出典:東京都環境局「生活騒音」生活騒音|東京都環境局 (tokyo.lg.jp)

普段あまり気にならない音でも、眠りにつこうとしている時や勉強に集中したい時、読書をしたい時など状況によっては騒音と感じてしまいます。

外からの騒音対策はもちろん、自宅の2階から響く音やリビングから響く音など、室内でも防音対策を行っておくことで生活の中でのストレスを軽減することができます。

音が気にならない家づくり

高気密・高断熱の家

高気密・高断熱の家は、快適で省エネ性能に優れているだけでなく、遮音性が高いといったメリットもあります。
外の音が室内に入りにくいだけでなく、家の中から外に漏れる生活音も抑える効果があるため、ピアノなどの楽器を使用する場合や隣の家との距離が近い場合などにオススメです。

SW工法であれば、すぐれた遮音性能により、音のストレスから解放される住まいをつくることができます。

遮音性・吸音性の高い素材

子どもが走り回ったり、床に物を落とした時に振動として音が伝わります。
そのため、床や壁に遮音性・吸音性の高い素材を採用するのもひとつの方法です。

また、音漏れしやすい窓には防音ガラスや二重窓を採用することで、遮音性を高めることができます。

間取りの工夫

テレワークをする人はリビングと離れた場所に個室を設けてみたり、主寝室を水まわりや道路沿いから離した間取りにするなど工夫をすることで音によるストレスを軽減させることができます。

また、吹き抜けやリビング階段は、音が筒抜けになりやすいことを考慮しておくことが大切です。

音は上下と隣接に伝わりやすいため、1階と2階の間取りを重ね合わせて、上下左右にどの部屋がくるのか位置を確認しておくことがオススメです。

現在の家で音が気になる場合

家具の配置

音は壁を伝って響きます。
そのため、壁から数センチ空けて置き、空気の層をつくることで、防音効果を得ることができます。
冷蔵庫などの振動から音が響く場合は、壁から少し離して設置することで振動が伝わらず音が響きにくくなります。

また、書籍やファイルが隙間なく詰まった本棚や洋服が詰まったクローゼットを置くことで吸音効果を高めることができます。音を漏らしたくない壁面や隣の部屋に面した壁側に置くことで、音が漏れにくくなります。

防音カーテン・ボード・マット

防音カーテンやボード・マットなどの防音グッズでも対策することができます。
防音グッズには様々な種類があり、すぐに取り付けることができるので気軽に対策することが可能です。

今回は「室内外の騒音対策」についてご紹介しました。
騒音は、ストレスを感じるだけでなく睡眠障害や聴覚障害に繋がることもあります。
快適な生活環境を実現するためにも、ぜひ騒音対策を行ってみてください。