こんにちは!
結構前になりますが、4月4日は「4が合わさる日」として「幸せの日」だったみたいですよ!
みなさんにとって幸せな1日になりますように😌🍀
今回は、「住む人が幸せになれる家づくり」についてご紹介します💁♀️
住宅と幸福度
住宅と幸福度には関係性があるのをご存じでしょうか。
体調が悪くなりやすかったり家族とコミュニケーションが取りづらい家で過ごすよりも、健康的に過ごせて家族とコミュニケーションが取れる家で過ごす方が幸福度が高いですよね。
実際、自分たちが思っている以上に住環境は普段の生活や価値観、健康に影響を与えるのです。
幸せになれる家にするためには
POINT!
健康になる家
健康的に暮らせることは幸福度を上げることに繋がります。
健康というのは、病気にならないことだけでなく快適な空間でストレスなく生活できるということです。
住まいと健康は密接な関係にあり、住まいの工夫で予防に繋がるものには主に以下のようなものがあります。
住まいの工夫で予防に繋がる
- ヒートショック
- 皮膚アレルギー、呼吸器系疾患
- シックハウス症候群
- 室内熱中症
ヒートショック
ヒートショックとは、急激な温度変化によって血圧が乱高下することで心臓や血管の疾患が引き起こされます。例えば、暖かいリビングから寒いトイレに移動した時に血圧が大きく変動し心筋梗塞や脳梗塞などを引き起こしてしまうのです。命に関わる可能性もあり、実際の死亡者数は交通事故死よりも多いと言われています。
- 予防法
高気密・高断熱の家を建てることで、外気温の影響を受けにくくなるため、ヒートショックの原因である室内の温度差を抑えることができます。
家中の温度を一定に保つことは、快適な生活にも繋がります。浴室やトイレに暖房器具を設置するのも1つの手です。
皮膚アレルギー、呼吸器系疾患
室内の空気にはダニやカビ、ホコリなど様々なアレルゲンが存在します。これらの空気中に浮遊しているアレルゲンを繰り返し吸入し続けることで、アレルギー状態となってしまうのです。
- 予防法
室内の空気中にダニやカビ、ホコリを増やさないことが大切です。特に、クローゼットの中や浴室の前などは湿気がたまりやすく知らないうちにカビが発生してくることもあります。
漆喰や珪藻土・無垢材は、湿気をコントロールしてくれるため、カビやダニの発生を抑制してくれる効果があります。
また、室内の空気をキレイな空気に入れ替えることも重要です。
そのためには、適切に換気が行える窓の位置や換気扇の位置をしっかり検討することもポイントです。
シックハウス症候群
シックハウス症候群とは、建材や家具に使用されている化学物質が原因で起こる体調不良や健康被害のことをいいます。主な症状には、目や喉の不快感だったり全身の倦怠感、めまい、頭痛などが報告されています。
新築または改築直後の家に入居した際や新しい家具を購入した際などに発症すること多いです。
- 予防法
シックハウス症候群の原因となる化学物質を含む建材をできるだけ使わずに家を建てることです。化学物質の使用を最小限に抑えた建材を使用することで、シックハウス症候群の発症リスクも下げることができます。
「F☆☆☆☆(エフフォースター)」のついた建材は、特に健康への影響が大きいと指摘されている化学物質ホルムアルデヒドの放散量がもっとも少なく安全性が高いとされています。
室内熱中症
外だけでなく家の中でも熱中症になってしまう可能性があります。室内での水分補給を忘れること以外にも室内の温度や湿度を適切に保つことができていなかったり、電気代が気になってエアコンの温度を下げずに我慢していると、知らず知らずのうちに熱中症になってしまうことも。
- 予防法
断熱性能を高めて外気温の影響を受けにくくするだけでなく遮熱対策も重要です。日差しが家の中に入り込むと、室内が暖められ室温が上昇します。日差しを遮ることで冷暖房の効きがよくなり光熱費の削減に繋がるだけでなく、家具が日焼けすることも防ぐことができます。
夏と冬では太陽の位置が異なるため、冬は日差しを取り入れると暖かい室内にすることができますよ。
POINT!
家族と会話が生まれる間取り
幸せに暮らすためには、家族とのコミュニケーションも重要です。せっかく家を建てたのに、家族とコミュニケーションが取れなければなんだか寂しい気持ちになりますよね。
人と会話をすることで、幸福度をあげてストレスを解消することができるとされています。また、誰かと会話することはストレスを減らすだけでなく認知症や寝たきりを予防する効果があるという研究結果まで出ているのだそう!
家族とコミュニケーションをとり日々の出来事を共有してみてはいかがでしょうか。
- 家族が集まるリビング
- リビング階段
- 対面キッチン
POINT!
家計について考えておく
最高な家を建てることができてもお金の不安が大きいとストレスに繋がってしまいます。
食料品や日用品など様々なものが値上がりしている今、せっかく家を建てたけど月々の支払いで家計が苦しい…なんてことも。
今現在のことだけでなく、将来のことやリスクを踏まえたうえで住宅ローンを考えることが大切です。また、ランニングコストについても考えておくと安心です。
今回は、4月4日の幸せの日にちなんで「住む人が幸せになれる家づくり」についてご紹介しました。家は長く住み続ける場所だからこそ、住んでいて「幸せだな~」と思える家を完成させてみてくださいね。