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キッチンが寒い!原因と対策方法

こんにちは!
寒い中料理するのって結構大変ですよね。特に冷蔵庫で冷やしてたお肉を切る時、手が冷たすぎて凍え死にます。ハンバーグをこねるのも冷たくてつらいですよね🥶

毎日使う場所だからこそ、できるだけ暖かく快適なキッチンにしたいですよね。
そこで今回は、「キッチンの寒さ対策」についてご紹介します💁‍♀️

キッチンが寒い理由

換気扇を利用するから

料理中は、煙やニオイを吸い込むために換気扇を利用する必要があります。
しかし、換気扇の利用によって暖かい空気も一緒に吸い込んでしまったり外の冷たい空気が部屋の中に入り込んできてしまいます

また、冷たい空気が下に流れ、暖かい空気が上に流れる「コールドドラフト現象」が起こることによって、より寒さを感じやすくなります。

窓や勝手口がある

家の中で1番熱の出入りが激しい場所は「窓などの開口部」です。
窓は壁と比べると薄く、断熱対策をしていない場合、窓に近い部分の空気は外気によって冷やされてしまいます。

床がフローリング

夏はヒンヤリして気持ちがいいですが、冬は足裏の熱を吸収してしまうため寒くなってしまう原因に。特に、複合(合板)フローリングは空隙率(空気が入る割合)が低いため、冷たく感じやすいです。

キッチンの寒さ対策

ヒーターを使う

足元が寒くなりやすいキッチンには、床にヒーターを置くことで寒さ対策をすることができます。
キッチンで使う物であれば、部分的に温めることができるコンパクトなヒーターがオススメです。
コンパクトなタイプであれば、持ち運びもしやすくスペースも取りません

キッチンマットを敷く

分厚いキッチンマットを敷くことで、床の冷たさが伝わるのを軽減することができます。足が冷えているとからだ全体の冷えにも繋がるので、足を冷やさないことが大切です。
また、寒さ対策だけでなく床の汚れやキズを防ぐのにも効果的です。

床暖房

床暖房を導入すると足元から部屋全体を暖かくすることができます。床暖房はホコリをたてることもなく火事の心配もないため、お子さんがいるご家庭でも安心して使用することができます。

暖かい格好をする

身に着けて防寒対策をすることも大切です。靴下やあったかいスリッパを履くだけでも寒さを和らげることができます。調理の妨げにならないもので防寒対策をすることがオススメです。

窓の断熱性能をあげる

窓の断熱性能をあげることは、冬の寒さ対策に効果的なだけでなく、夏の暑さにも対応することができます。
窓の断熱性能をあげるには、「ガラスを交換する方法」「サッシごと交換する方法」「内窓を設置する方法」などがあります。

  • ガラスを交換する
    既存のサッシはそのままでガラスのみを交換するため、見た目を変えずに断熱効果を高めることができます。
    工事も数時間で完了するため、気軽に交換することができます。
  • サッシごと交換する
    既存のサッシがアルミサッシの場合は、サッシごと交換するのがオススメです。
    アルミサッシは断熱・気密性能が低く、窓付近が冷えやすくなります。
    熱伝導率が低い樹脂サッシとペアガラスを併用することで、さらに断熱性能を上げることができます。
  • 内窓を設置する
    既存の窓の内側に窓を追加で設置し、2重の窓にすることで断熱性能をあげることができます。窓が二重になるので開ける時の手間は増えますが、空き巣などの防犯対策にも繋がります。

家全体の断熱・気密性をあげる

家全体の断熱・気密性をあげることで、家の中の温度差を抑えることができます。

断熱性が高い住宅は室内と室外の熱移動を遮断し、外気温が室内に伝わりにくくすることができます。

気密性が高い住宅は、家の隙間が少ないため、室内の空気が外に漏れにくく、外の空気が室内に入りにくいため、快適な室内温度を保つことができます。

同じ部屋の中でも窓付近が寒かったり、上下の温度差が生じることも。
家全体の断熱・気密性をあげることで、部屋の中の温度差だけでなく、廊下やトイレ、浴室など家全体の温度差を抑えることができます。

まるごと断熱リフォーム前

低い断熱性能
寒く、上下温度差のある住宅

断熱性能:昭和55年基準 外気温0℃
暖房設定温度20℃

まるごと断熱リフォーム後

高い断熱性能
暖かく、上下温度差の少ない住宅

断熱性能:HEAT20 G2グレード 外気温0℃
暖房設定温度20℃

今回は、「キッチンの寒さ対策」についてご紹介しました。
キッチンは、長時間立ったまま作業する場所でもあるので、できるだけ快適に過ごしたいですよね。ぜひ、冬の寒さ対策を行ってストレスのないキッチンを実現してみてください。