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土間リビングのメリット・デメリット

こんにちは!
土間とリビングを掛け合わせた「土間リビング」をご存知でしょうか。
日本の伝統的な空間でもある「土間」を、リビングの一部として取り入れた間取りのことをいいます。

今回は、「土間リビング」についてご紹介します💁‍♀️

土間リビングとは

そもそも土間とは昔の日本家屋によく見られたつくりで、屋内でも土足での活動を可能としている空間です。現代の家でいう玄関のような空間をいいます。
昔は、農具や漁具の手入れの場所や炊事の場所、来客と軽く話す場所として使われていました。

そんな土間とリビングを掛け合わせた「土間リビング」は、室内なのに屋外であるかのような使い方をすることができます。
リビングの全部または一部をコンクリートやタイル、モルタルなどで仕上げ土足で歩くことを前提としています。
和風や和モダンスタイルだけでなく、どんなスタイルにも溶け込むことができるのでオススメです。

土間リビングのメリット

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いろいろな使い方ができる

子どもの遊び場、ペットがくつろぐ場所、おうちキャンプ、DIY、自転車やバイクの整備、ガーデニングの道具やスポーツ用品の収納場所などいろいろな使い方をすることができます。

室内でありながら土足で過ごすことができ、季節や天候を気にすることなくいつでも楽しむことができますよ。

また、外の庭と繋げて来客とのおしゃべりやBBQなどのアウトドアを楽しんだり、薪ストーブや暖炉を置いて家族団らんの場所にするのもオススメです。新しい過ごし方を発見し、暮らしの幅を広げることができますね。

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夏場は涼しい

土間に使われるコンクリートやモルタル、タイルなどは触ると熱が奪われ冷たく感じられます。土間の面積が広ければ広いほど、自然の涼しさをより感じることができます。

土間リビングが熱を逃がしてくれることで夏場の室内がひんやりするのは嬉しいですね。

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汚れに強い

土間は耐久性や耐水性に優れた素材で仕上げることが多いため、汚れに強いです。水洗いが可能で、何かをこぼしても拭き取りやすく気を遣わずに楽しむことができます。
衝撃やキズにも強いため、物を落としてキズがついたり重たい家具を置いてへこむ心配も少ないです。

しかし、落とした物自体は壊れやすいため注意が必要です。

土間リビングのデメリット

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段差ができる

土間部分は砂やホコリが居室に入らないよう床を一段下げてつくることが多く、どうしても段差ができてしまいます。この段差によって年配の方や小さなお子さんがつまずいて転倒してしまうおそれがあります。

スロープや手すりを付けたり、段数を増やして段差を小さくするなどの工夫が大切です。

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冬は寒い

コンクリートやモルタル、タイルは熱を逃がしやすいため夏はひんやり涼しい一方、冬は冷えやすくなります。特に土間部分は寒さがダイレクトに身体に伝わり足元が冷えやすいです。

床暖房や足元にストーブを設置したり日当たりを良くして暖かさを確保するなど、暖かく過ごせる工夫を見つけると夏も冬も快適に過ごすことができます。

Demerit

靴の脱ぎ履きがめんどくさい

土足で過ごすことができる土間リビングは、部屋を行き来するたびに靴を履いたり脱いだりする必要があります。せっかく土間リビングを採用しても、靴の脱ぎ履きを面倒に感じてしまい、生活しづらくなってしまってはもったいないですよね。

あらかじめ生活動線を確認しておき、土間リビングを通らないでも済むルートを作っておくと安心です。また、簡単に脱ぎ履きできるスリッパやサンダルを用意しておくのがオススメです。

土間リビングのポイント

POINT!

断熱性・気密性を高める

断熱が不十分だと、寒い土間リビングになる可能性があります。快適な空間を実現するためには、家全体の断熱性・気密性を高めることが重要です。特に床の冷えは床下から伝わってくるものなので、基礎部分の断熱が大切です。
大きい窓を設置する場合は、二重窓や断熱性能の高い窓を採用し、熱を逃がさないよう工夫してみてください。

POINT!

床材にこだわる

床材にもそれぞれメリットデメリットがあるので、ぜひこだわってみてください。

  • コンクリート・モルタル
    コンクリートとモルタルはどちらもセメントを使っているので性質がよく似ています。
    比較的安価で、掃除がしやすく水洗いもできます。しかし、ひび割れが生じることもあり、防塵塗料を塗っていないと汚れを含んだ水分を吸収してしまいシミになってしまうおそれがあるため、防塵塗料の施工が必要です。
  • フロアタイル
    耐久性に優れており汚れにくいです。色や模様が豊富で自分に合ったものを選ぶことができます。しかし、素材によっては価格が高くなってしまい、目地にホコリや汚れが溜まりやすいです。
  • 天然石
    高級感があり、模様や光沢感のおかげでホコリが目立ちません。硬くて丈夫なため耐久性にも優れています。しかし、価格が高めで水にぬれると滑りやすくなります。雨の日は気を付けたいですね。

今回は、「土間リビング」についてご紹介しました。
土間リビングは開放感があり、家族が集まりやすい空間でもあります。土間リビングを採用する場合は、どのように過ごすのか事前に考えておくことが大切です。