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タッチレス水栓のメリット・デメリット

こんにちは!
手が汚れていても清潔を保ちながら水を出し止めすることができるタッチレス水栓。採用してから後悔しないためにも、メリット・デメリットを事前に知っておくことが大切です。

そこで今回は、「タッチレス水栓のメリット・デメリット」についてご紹介します💁‍♀️

タッチレス水栓とは

タッチレス水栓とは、手で触れることなく使用できる水栓です。
人の手を近づけるだけでセンサーが反応し、水を出したり止めたりすることができます。

コロナ禍で “非接触” というキーワードが広がり、感染症対策としてもタッチレス水栓が注目を集めました。

タッチレス水栓のメリット

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手をかざすだけで使用できる

タッチレス水栓であれば、両手が汚れていたりふさがっている場合でも手をかざすだけで水を出したり止めたりすることができるため楽チンです。

水栓に触れることもないため、水栓部分が汚れる心配もありません。

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誰でも使いやすい

レバーやハンドル操作が不要なため、身体的・体格的に操作しにくい小さなお子さんやご年配の方、障がいを持っている方など、誰でも簡単に使用することができます。

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節水効果が高い

止水操作が簡単であり、手を遠ざけるだけで自動的に水が止まってくれるので、蛇口を閉め忘れる心配もありません。

石鹸がついた手で蛇口を触りたくないがために水を出しっぱなしにしている方も、手を触れずに止めることができるため節水効果を高めることができます。

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掃除が簡単

通常の水栓はレバーを触って操作するため、手に泡や汚れが付いているとレバーやその周りまで汚れてしまいますよね。また、水浸しになりやすくいちいち拭かなければ水垢の原因になることも。

タッチレス水栓なら、水栓に触れる機会を格段に減らすことができるため水栓まわりや本体が汚れにくくなります。そのため、掃除の回数も減らすことができ、簡単なお手入れでキレイを持続させることができます。

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衛生的

帰宅後や生肉を触った後などは、水を出すためにレバーに触れてしまうと手についている菌やウイルスが付着してしまいます。
せっかく綺麗に手を洗っても、菌やウイルスが付着しているレバーを触って水を止めれば、また菌やウイルスが手に付着し感染リスクが高まります。

タッチレス水栓はレバーに触れないため、食中毒や感染症対策としても効果的です。
家族の健康を守ることにも繋がります。

タッチレス水栓のデメリット

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停電時は使用できないものも

タッチレス水栓のセンサーは電気を動力としています。そのため、電池式でセンサーが作動するものを除き、停電した時は使用できなくなります。

基本的に手動に切り替えて使用することになりますが、一部のタッチレス水栓は手動でも使用できないものもあるため注意が必要です。
停電時に備えたい場合は、電池式もしくは手動で操作できるものを選ぶのがオススメです。

万が一に備えて、事前に停電時の水の出し方をチェックしておくことが大切です。

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タイムラグがある

機種によって反応速度は異なりますが、手をかざしてから1秒程度のタイムラグが生じることが多いです。手をかざしてからすぐに反応してくれないこともあるため、わずらわしさを感じてしまうことも。

逆に、食器をシンクに置く時や掃除をしている最中など水を出すつもりがなくても、反応して流れてしまうこともあります。

水栓は毎日使うものでもあるため、使い勝手が悪いとストレスが溜まる原因になってしまいます。
反応が鈍いもしくは良すぎる機種があるため、どのくらいで反応するのか確認するためにも、実際にショールームに足を運び製品を試してみるのがオススメです。

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水量や水温は手動で調整

基本的に一定の水量・水温の水が出るため、水量や水温を調整するには手動で行う必要があります。機種によっては細かい水量調整ができないものや、レバー自体が小さく調整しにくいタイプもあります。

計量スプーンに少量の水を入れたい時や野菜などの食材を洗う際は水を使い、油汚れのひどい食器はお湯で洗う場合などは、毎回手動で調整するのが面倒になることも。

このような場合、毎日一定の頻度でレバーを触ることになるため通常の水栓と変わらないのではないかと感じてしまうこともあります。

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費用がかかる

タッチレス水栓は普通の水栓よりも導入費用が高い傾向にあります。
また、多機能なほど壊れた際の修理費用がかかりやすくなってしまいます。

そのため、予算を抑えたい方は慎重な検討が必要です。

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ペットに反応する

ペットに誤反応することがあります。
特に猫は上ることがだいすきなので、キッチンカウンターに上ってきた猫にセンサーが誤反応して水がでてしまうことがあります。

何度もペットに反応して水が流れてしまうともったいないので、外出時などはセンサー反応をオフにするなどの工夫が必要です。

今回は、「タッチレス水栓のメリット・デメリット」についてご紹介しました。
タッチレス水栓は、スタイリッシュな印象を与え生活をより便利にしてくれる一方で、停電時にタッチレス機能が使えなかったりタイムラグが生じるといったデメリットがあります。

ぜひ、他の住宅設備との優先順位をつけたりショールームで実物を確認するなどして、納得のいく水栓を見つけてみてくださいね。