こんにちは!
前回、「通風できる玄関ドア」についてご紹介したので、今回は「採光できる玄関ドア」についてご紹介します。
玄関と採光
玄関に採光を取り入れるだけで、清潔感があり明るく開放的な印象の玄関にすることができます。
心地よい光が入るため気持ち的にもポジティブになれたり、照明を使わずに明るさを確保することができるため省エネにも繋がります。
柔らかな自然光が入ることで快適に過ごせるだけでなく、玄関の印象も変えることができます。
採光できる玄関ドアのメリット
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玄関が明るくなる
玄関は家の第一印象を決める部分でもあります。暗い玄関よりも明るい玄関の方がいいですよね。
光を取り入れて玄関を明るくすることで、来客者からの印象が良くなるだけでなく靴をスムーズに脱ぎ履きできたり電気代を節約することができます。
窓の位置や角度、大きさ、形によって玄関の明るさが変わるため、玄関ドアのデザインや位置を確認しておくことがポイントです。
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ニオイを防ぐ
玄関は靴のニオイが充満しやすい場所です。ニオイが気になるので消臭剤を置いているという方も多いのではないでしょうか。
日光に含まれている紫外線は菌の繁殖を防ぐ効果があるため、玄関の嫌なニオイを防ぐことに繋がります。
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冬の温度差を防ぐことができる
冬はリビングと玄関の温度差が大きくなりやすく、ヒートショックの危険性も高まります。
玄関に採光窓が付いていれば日光によって玄関内が暖められるため、極端な温度差を防ぐことができます。
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湿気やカビを防ぐ
雨の日や梅雨の時期には玄関内に湿気が溜まりやすいですが、日当たりの悪い玄関だとそのままカビになってしまうおそれも。
日の光を取り入れることができれば、日光による乾燥と殺菌効果で湿気やカビを防ぐことができます。
採光できる玄関ドアのデメリット
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ガラスが割れてしまう
子どもが遊んでいて物が当たってしまったり、台風や強風など予期せぬことで窓ガラスが割れてしまうことがあります。
玄関ドアの窓が割れてしまうと安全性・防犯性の面で心配です。凝ったデザインの場合や海外製品のガラスの場合には取り寄せが必要になり日数を要することもあるため注意が必要です。
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泥棒に狙われることも
泥棒は窓ガラスを突き破って侵入するケースが多いため、防犯性が低くなってしまう恐れがあります。
特に、鍵の位置に近い場所に採光窓がある場合は、ガラスを破った後、内側のドアロック用のつまみを強引に回して侵入される危険性が高くなります。
防犯合わせガラスや格子の設置を行ったり、不正解錠への対策が行われている玄関ドアを採用し防犯性を高めるのがオススメです。
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断熱性が損なわれることも
家の中で1番熱の出入りが大きい場所は、窓などの「開口部」です。
断熱性を高めることで、外からの熱を遮断して快適な室温を保つことができますが、熱の出入りが大きい場所である「開口部」が増えることで、断熱性が損なわれてしまうことも。
リビングや浴室の窓ガラスだけでなく、玄関の断熱性も高めることがオススメです。
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外から室内がぼんやりみえることがある
採光窓は外から見えにくいようにすりガラスなどになっていますが、夜に玄関の照明をつけると外から室内の様子がぼんやりとわかってしまうことがあります。
人が移動している影や玄関に置いてあるものが見えてしまうこともあるため、目隠しなど対策をしておくと安心です。
採光できる玄関ドアのポイント
POINT!
デザイン
採光できる玄関ドアには小窓やスリット、ランマ付きなど様々なデザインがあります。
デザインによって防犯性や日の入り方、雰囲気などが変わるので、様々なデザインの中から自分に合う物を選んでみてください。
今回は、「採光できる玄関ドア」についてご紹介しました。
玄関ドアひとつで玄関の印象を大きく変えることができます。
デメリットを踏まえた上で、ぜひ通風や採光ができる玄関ドアを設置して快適な玄関を実現してみてはいかがでしょうか。