こんにちは！
プライバシーや防犯面を確保しながら採光を取り入れる方法として、高窓をうまく活用する方法があります。
そこで今回は、「高窓のメリット・デメリット」についてご紹介します💁♀️
高窓とは
高窓とはハイサイドライトともよばれ、天井一杯や天井付近に設置された窓のことです。
高い位置にありますが、高窓専用の窓を選ぶことでリモコンやチェーンなどによって開け閉めが可能です。
高窓のメリット
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プライバシーを確保できる
大きな窓を設置したけど、隣の家と窓が向かい合わせになってしまったり道路沿いからの視線が気になって1日中カーテンを閉めっぱなしにしてしまうことも。
高窓は身長よりも高い位置に設置されるため、隣の家や道路の歩行者から家の中が見えにくくなります。家の中が見えたとしても天井部分のみとなるため、家の中を覗かれる心配がありません。
プライバシーを確保しつつも太陽の光をたくさんとりいれることができるため、お部屋全体が明るくなり電気代の節約にも繋がります。
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防犯性を高める
高窓は一般的な窓と比べると小さく高い位置にあるため、空き巣などの不審者が侵入しにくいです。
しかし、高い場所にあるから狙われないだろうと安心し、窓をあけたままにしたり鍵をかけないで出かけることが多くなると不審者にとって絶好のターゲットとなってしまうため、注意が必要です。
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換気がしやすくなる
高窓があれば家の中の風通しをよくすることができ、換気の効率を高めることができます。
温かい空気は上昇する性質があるため、高窓を開けることで自然とあたたかい空気を逃がすことができ、家の中の風通しを良くすることに繋がります。特に夏場は、暖かい空気を逃がすことで室内の温度を下げることが期待できます。
換気することを目的として高窓を導入する場合は、開閉のしやすさを重視しておくことがオススメです。
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開放感を感じることができる
高窓を設置することで、「視線の抜け」を作ることができます。
視覚的な距離を長くすることで奥行きがあるように感じられ、お部屋を広く見せる効果があります。
高窓のデメリット
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掃除しにくい
天井付近にあるため手が届かず、掃除がしにくいです。汚れやほこりが視界に入りづらいですが、換気するために窓を開けたらホコリが落ちてくることも。
また、台風などの強風で窓ガラスが割れてしまうと、高い位置からガラスが降ってくるためケガをする危険性があります。
割れた後の窓を塞ぐ作業もしにくいため、割れにくいガラスを採用したり飛散防止フィルムを貼るなど事前に対策をしておくことが大切です。
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隣の家の二階の窓から見えてしまうことも
高窓はプライバシーを確保できるメリットがありますが、位置によっては室内が見えてしまうことがあるので注意が必要です。
例えば、1階に設置した高窓の先に隣の家やマンションの窓がある場合は斜め上から見下ろされてしまうかたちになるため、室内の様子が見えてしまう可能性があります。
家の隣が空地の場合でも将来家が建つ可能性は十分あるため、透明ガラス以外を検討するのもオススメです。
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位置によっては室温が上昇する
強い西日や直射日光が入ってくる位置に高窓を設置すると、室温が上昇するため夏場は暑く感じてしまいます。
季節によって、太陽光の角度や日照時間・日差しの強さが変わることを考慮して窓の位置や大きさを決めたり、すりガラスやロールスクリーンを使って明るさを調整するのがオススメです。
オススメの場所
POINT！
リビング・ダイニング
リビングやダイニングは家族がゆったりとくつろげる空間にしたいですよね。
プライバシーを確保しつつ、入り込む太陽の光で室内の明るさを確保できる高窓はリビングと相性抜群です。
交通量の多い道路のすぐそばに建てる場合やお庭があまり確保できない狭小地の場合などは特にオススメです。
POINT！
トイレ
トイレは住宅の中でも狭い空間で、圧迫感を感じやすい場所でもありますよね。高窓を採用すればそんな圧迫感を軽減することができるだけでなく、換気をすることができたり採光によって明るく清潔感のあるトイレにすることができます。
ただ高窓にするだけでなく、ヒートショックや防犯対策として、二重窓を採用したり面格子を設置するのがオススメです。
POINT！
寝室
寝室のベッド側に高窓を設置しておくと、自然光と一緒に気持ちよく目覚めることができます。
朝起きるのが苦手な方は、寝室に高窓を設置してみてはいかがでしょうか。
POINT！
廊下や踊り場
廊下や踊り場は光が入りにくく、暗い空間になりがち。
高窓で光を取り入れることで明るくできるだけでなく、移動する際には窓から空をみることができるため、天気のいい日は家の中にいても爽快な気分を味わうことができますよ。
今回は、「高窓のメリット・デメリット」についてご紹介しました。
一般的な窓とはまたひとあじ違った雰囲気も演出することができます。
ゆったりとくつろげる空間にするためにも、ぜひ高窓の採用を考えてみてはいかがでしょうか。