こんにちは!
大きな買い物であるマイホーム購入、時期に悩む方もいらっしゃるのではないでしょうか。
ライフステージだけでなく物価上昇などの社会情勢もマイホーム購入の際には絡んできます。
そこで今回は、「マイホーム購入のタイミング」についてご紹介します💁♀️
家を購入する平均年齢
出典:国土交通省「令和4年度 住宅市場動向調査報告書(P.38)」001610299.pdf (mlit.go.jp)
国土交通省「令和4年度 住宅市場動向調査報告書」によると、住宅を初めて購入する人の平均年齢は、30代後半~40代前半です。
住宅ローンの平均借入期間は30年以上※であり、逆算すると30~40代で購入を考える人が多い理由に繋がります。
返済期間が短くなると、月々の支払額が増えていくため生活費や教育費などとも合わせて考える必要があります。
仮に、35年ローンで定年65歳までに完済する場合、遅くとも30代前半までに購入するのがベストです。
※令和4年度 住宅市場動向調査報告書 P.47より
家を購入した時の平均世帯年収
出典:国土交通省「令和4年度 住宅市場動向調査報告書(P.42)」001610299.pdf (mlit.go.jp)
住宅ローンの審査では、年収と返済額のバランスがチェックされます。
国土交通省「令和4年度 住宅市場動向調査報告書」によると、注文住宅を初めて購入する一世帯あたりの平均年収は731万円です。
平均「世帯」年収であるため、合算して見比べてみてください。
住宅ローンの年間返済額
出典:国土交通省「令和4年度 住宅市場動向調査報告書(P.47)」001610299.pdf (mlit.go.jp)
住宅ローンの年間返済額は、注文住宅の取得世帯で最も高く174万円です。
無理せずにローンを返済するためにも、現在の年収を把握し、バランスを考えて住宅ローンを組むことが大切です。
ライフイベントをきっかけに
結婚や出産、子どもの入学・進学などのライフイベントをきっかけに購入する人も多くいます。
ライフイベント
- 結婚
- 出産
- 子どもの入園・入学
- 子どもの進学
- 親と同居
- 移住
- 昇給・昇格した
- 子どもの独立・定年退職
- 結婚を機に購入
新生活がスタートする結婚のタイミングで家を購入する人も多くいます。
新生活を新居でスタートすることができ、年齢次第では住宅ローンの計画も立てやすいです。
子どもの数や転勤の可能性など不確定要素が多いため、将来のことまでよく考えた家づくりを行うことが大切です。
- 出産を機に購入
出産を機に購入することで、家族構成を考えた間取りをイメージしやすく、学校などの教育施設や子育てのしやすさを考えて住むエリアを決めることができます。
出産前であれば、出産後でも環境の変化が少なく育児中の負担も軽減することができます。出産後であれば、子育てに必要な環境を判断しやすくなるため、子育てしやすい家づくりができます。
- 親と同居
親が高齢になり、同居することになった場合を想定して家を購入を考えることも。
この場合は、プライベートを確保できる二世帯住宅が多い傾向にあります。
- 移住
最近では、自然に囲まれて子育てしたい・暮らしたいといった理由で移住する方が増加しているといいます。
都市部から郊外や地方に移住することで、物件の価格を抑えることができたり広い土地を購入することができます。
移住のタイミングでマイホーム購入を決断する人も少なくありません。
- 子どもの独立・定年退職
子どもが独立すると、空き部屋が生まれ夫婦2人の生活になります。退職金を2人用の住宅購入資金に充てたり、バリアフリー化にするケースもあります。
社会情勢の影響
- 資材の高騰
建築資材の高騰は2020年ごろから大幅に上昇し、2021年~2023年の間もウッドショックやアイアンショックなどの影響で上昇しています。
建築時期をずらしたからといって、状況がよくなるとは限りません。
建築時期をずらすよりも、設備など費用をかける場所にメリハリをつけることが大切です。
- 住宅ローンの金利変動
住宅ローンを利用する場合、金利が0.1%でも変わると大きな差がでます。
低金利の時期に購入すると支払総額を抑えられますが、固定金利と変動金利どちらを選ぶかによっても金利条件や総額が変わるため慎重に洗濯する必要があります。
今回は「マイホーム購入のタイミング」についてご紹介しました。
マイホーム購入のタイミングは様々あり、1番いいタイミングは人それぞれです。
周りに流されず、情報収集をしながら自分にとって1番いいタイミングで建てることが大切です。