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屋根材の種類

こんにちは!

なんだか台風が上陸しそうですね☔

お家の屋根は台風時に被害を受けやすい場所でもあるため、屋根材選びは慎重に行いたいもの。

万が一、屋根が飛ばされてしまったら、自分だけでなく周りにも甚大な被害が及ぶ可能性があります。

そこで今回は、「屋根材の種類」についてご紹介します💁‍♀️

防災瓦とは

防災瓦とは、瓦の弱点をなくした地震や台風に強い瓦のことをいいます。

防災瓦は、瓦同士をかみ合わせてロックし、瓦を1つ1つ釘やネジで固定することで地震や強風時でもズレにくくなります。

従来の瓦よりも地震や台風に強く、耐久性に優れているという特徴があります。

メリット

  • 耐風性が高い
  • 耐震性が高い
  • サビや色落ちしづらく高耐久性

デメリット

  • 施工費費用が高い
  • 強い衝撃が加わると割れる
  • スレートなどに比べると重い

ガルバリウム鋼板

ガルバリウム鋼板とは、軽量でサビにくい金属の素材です。屋根以外に外壁材として使用されることもあります。

金属というとサビやすいイメージがありますが、ガルバリウム鋼板は錆びにくく、長い間外観を美しく保つことができます。耐用年数は約25~35年といわれています。

また、隙間を少なく施工することができるため防水性にも優れており、雨漏りを防止する効果が期待できます。水分や湿気を吸収しないため、カビや苔も発生しづらいです。

メリット

  • 金属なのに錆びにくい
  • 軽量で耐震性が期待できる
  • リサイクル可能で地球に優しい
  • 防水性が高い

デメリット

  • 薄い素材であるため衝撃でへこみやすい
  • 環境によってはサビる場合もある
  • デザインの種類が少ない

スレート

スレートとは、セメントを主成分とする素材です。

価格が安くデザインの種類が豊富なため、多くの住宅で使われており、誰もが目にしたことがある屋根材です。
「コロニアル」や「カラーベスト」など地域や人によって様々な呼び方があります。

耐用年数は約20~30年といわれています。

メリット

  • 他の屋根材より施工費用が安い
  • 軽量で耐震性が期待できる
  • 依頼できる施工業者が多い
  • デザインの種類が豊富

デメリット

  • 防水性を維持するため、定期的に塗装のメンテナンス費用がかかる
  • ひび割れや欠けが発生しやすい
  • 塗装が剥げたりひび割れ部分から雨漏りしやすい

日本瓦

日本瓦は、昔から日本人に馴染みのある伝統的な屋根材で、粘土を成型し焼き固めたものです。

日本住宅の多くの屋根に採用されてきた屋根材で、古風のイメージが強く、「和風の家にしたい」方に人気です。

耐用年数は長く、約50~60年といわれています。

メリット

  • 耐久性が高く、耐用年数が長い
  • メンテナンスする箇所が少ない
  • 耐火性に優れており、火災時に変形を起こしにくい
  • 再塗装不要で再利用可能

デメリット

  • 施工費用が高い
  • 屋根全体が重くなり、耐震性が下がる
  • 瓦職人が減少している

今回は、「屋根材の種類」についてご紹介しました。

今回ご紹介したもの以外にもたくさんの種類の屋根材があります。
家を台風や地震などの自然災害から守るためにも、ぜひ屋根選びにもこだわってみてはいかがでしょうか。