こんにちは!
家づくりの1つに「SW工法(スーパーウォール工法)」という手法があることをご存知でしょうか?今日は、「SW工法(スーパーウォール工法)」についてご紹介します💁♀️
SW工法(スーパーウォール工法)とは🤔
SW工法(スーパーウォール工法)とは、建材メーカーであるリクシルが開発・設計した住宅工法です。通常の断熱材よりも、断熱性・気密性が高いSWパネルと高断熱サッシ、計画換気システムが生み出す、高気密・高断熱・高耐震構造です。
🌟SW工法の特徴🌟
温度差の少ない室内環境
住宅には見えない隙間が存在しており、隙間が多いと冷暖房を行っても漏れ出てしまい快適な室内環境を保つことができません。
SW工法の家は、建物全体を高性能断熱材で包みこんだ、気密性の高い、魔法瓶のような空間を生み出します。断熱性・気密性が高いことで外気温に左右されにくい家になり、部屋間の温度差や上下の温度差を小さくすることができるので、夏は涼しく冬は暖かく、オールシーズン快適に過ごすことができます。
また、温度差が小さければヒートショックや高血圧症のリスクを減らすことにも繋がります。
きれいな空気
高い気密性によって隙間を少なくすることで、空気の流れにムラができることなく住まい全体の計画的な換気を行うことができます。
また、計画換気システムの採用によって、住まいの隅々にゆるやかな空気が流れるため、空気のよどみが少なくなり、カビやダニの繁殖を抑えることが期待できます。
室内の空気を洗浄化することは、花粉症やアレルギーによる健康被害を軽減させることに繋がります。
災害に強い
SW工法は壁・床・天井が一体化したモノコック構造で、地震や台風などの外力に強いという特徴も。外から加わる力が接合部などに集中しにくく建物全体に分散するため、ひずみやくるいに強さを発揮します。
工場で品質管理
高性能断熱材のSWパネル(スーパーウォールパネル)は、LIXILの工場で徹底した品質管理を行っています。 SWパネルで使用している硬質ウレタンフォームは、湿気を通しにくい構造になっています。工場生産によって細部にわたる品質管理を行い、高性能なウレタンフォームの安定した品質を維持しているのです。
遮音性
外からの騒音や室内からの生活音など、音によってストレスを感じることも。家で快適に過ごすためには「遮音性」も大切な性能の1つです。
SW工法は「高気密施工+高断熱サッシ」によって、遮音性能を高め、快適な室内環境を実現しています。
そのため、家族の生活時間帯が異なるご家庭や、交通量の多い道路・線路などに近い土地でも暮らしやすいという特徴があります。
一方でコンセントの増設がしにくいという点も…🌀
エアコンやコンセント増設時に壁に穴をあけてしまうと気密性が低下してしまう恐れがあったり、配線を通すのが難しいケースがあります。そのため、後で設置するかもしれない箇所にはなるべく新築時に設置しておくことがおすすめです。
一年中家のどこにいても健康で快適に過ごすことができるSW工法。
真冬の朝でも気持ちよく起きられたり、花粉の侵入やカビ・ダニの発生もしづらいため、ストレスフリーで過ごせるうえに家の性能も長く保つことができます。
新築住宅だけでなくリフォームでも実現可能なので、快適さを重視している方はぜひご検討いただければ幸いです🙌