こんにちは!
前回の投稿で「対面式キッチン」についてご紹介したので、今回は「壁付けキッチン」についてご紹介します💁♀️
壁付けキッチンの特徴🍳
壁付けキッチンとは、正面に壁が付いているタイプのものをいいます。古くから日本の多くの家で導入されているタイプなので、なじみのある方も多いのではないでしょうか。
壁付けキッチンのメリット🌟
リビング・ダイニングの広さ確認できる
壁付けキッチンは狭いスペースにも設置できるため、導入しやすいキッチンです。部屋の端によっておりキッチンのスペースを抑えることができるので、その分リビングやダイニングを広く使うことができます。
限られたスペースを有効活用したい人やリビングやダイニングを広々とした部屋に保ちたい方にオススメです。
油、水はね・臭い・煙が広がりにくい
壁付けキッチンは、水蒸気や煙が壁に沿って立ち上がっていくため効率的に換気をすることができます。対面式キッチンに比べて部屋に臭いや煙が広がりにくいです。
また、目の前の壁が油はねや水はねを受け止めてくれるため、飛び散りを気にせずに作業をすることができます。料理後に拭きとるだけでキレイな状態を保つことが可能です。
換気扇や窓を配置しやすい
壁付けキッチンは換気扇や窓の位置をレイアウトしやすいのが特徴です。キッチンに窓があれば、 気軽に換気することができたり、自然光を取り入れた明るいキッチンにすることができます。
壁に付けられる換気扇であれば、種類も豊富で換気効率が高いものも多くあります。
料理に集中しやすい
リビングやダイニングの様子やテレビが目に入りにくいので、作業に集中することができます。
集中することで作業効率を上げることができるので、家事の時短に繋がります。
壁付けキッチンのデメリット🌀
コミュニケーションが取りづらい
キッチンが壁の方を向いているため、リビングやダイニングにいる家族とコミュニケーションが取りづらいというデメリットがあります。小さなお子さんやペットがいるご家庭では、料理をしながら様子を見ることができないため不便に感じてしまうことも。
また、キッチンへの出入りも簡単にできてしまうため、気を付けなくてはいけません。
キッチンの中が見えてしまう
リビングやダイニング側からキッチンの作業スペースが丸見えになり、生活感が出やすくなります。シンクの下の収納や食器棚などを活用し、キッチンをキレイに保っておくことが大切です。
家事動線が悪くなる可能性がある
シンク・コンロ・冷蔵庫の3ヶ所を結んだ時にできる三角形の動線「ワークトライアングル」。
この3辺の合計の長さが3600mm~6600mmであると使いやすいキッチンだと言われています。
ワークトライアングル
- シンクからコンロの距離
「1,200~1,800mm」 - コンロから冷蔵庫の距離
「1,200~2,700mm」 - シンクから冷蔵庫の距離
「1,200~2,100mm」
3辺の合計がこれより小さいと狭くて作業がしにくく、大きいと移動距離が長く疲れやすいと感じやすくなります。
壁付けキッチンの場合、家事動線が横移動のみになりがちです。そのため、大きめの壁付けキッチンやレイアウトによっては動きが多く効率が悪くなってしまう可能性があります。
レイアウトを考える必要がある
対面式キッチンの場合、背面のスペースを有効活用することができます。しかし壁付けキッチンの場合、背面はリビングやダイニングのため、冷蔵庫などの家電や食器棚を置くスペースのレイアウトを考える必要があります。
配置次第でキッチンの使い勝手を大きく左右するため、動線をイメージしてレイアウトを考えることが大切です。
「対面式キッチン」と「壁付けキッチン」についてご紹介しました!どちらにもそれぞれメリットとデメリットがあるためライフスタイルに合った方を選択することが大切です。