こんにちは!
冬になると乾燥してきて手が荒れてきますよね😖ハンドクリームは欠かせません!
また、この時期気を付けたいのが火災。冬は火災が発生しやすくなるので注意が必要です。
そこで今回は、「住宅火災」についてご紹介します💁♀️
冬に火災が多いのはなぜ?
冬になると火災のニュースをよく目にするようになりますよね。消防庁のデータによると、12月から4月にかけて火災件数が増えており、いずれも平均1629件を上回っています。
出典:総務省消防庁「令和4年度版 消防白書(資35)」part7_section1.pdf (fdma.go.jp)
冬に火事が起こる原因は様々ですが、主に「空気の乾燥」と「暖房機器の使用」があります。
湿度が低く空気が乾燥していると、建物や家具などに含まれる水分量が減り火がつきやすくなります。特に風の強い日は、少しの火でも大きな被害に繋がる恐れがあります。
湿度が高いとしめって鎮火できますが、乾燥しているとそのまま火災になってしまうのです。
また、気温の低い冬は、暖房器具を使用する頻度が増えます。特にストーブは、近くの布製の物に引火してしまったり、子どもやペットが倒してしまって火災に繋がるおそれがあります。
火災を防ぐためには
つけっぱなしに気を付ける
暖房器具やコンロをつけっぱなしにしておくと、何かの拍子に引火してしまう恐れがあり危険です。外出前や就寝前には、電源が入りっぱなしになっていないことを必ず確認することが大切です。
配線をチェックする
電源コードが破損したり絶縁不良が起こると、コード内でショートし発火を招くことがあります。コードを折り曲げた状態や束ねた状態で使用しないようにしたり、重いものの下敷きにならないように注意する必要があります。
また、「トラッキング現象」による出火にも注意が必要です。トラッキング現象とは、コンセントに溜まったほこりに湿気や水分が加わることで、電気が流れ出火するというものです。コンセントまわりは定期的に掃除を行うことが大切です。
ストーブ周辺に燃えやすい物を置かない
乾ききらなかった洗濯物をストーブの近くで乾かすなど、ストーブの周りに燃えやすいものを置いておくと、ストーブの火が燃え移り危険です。また、就寝時に足元にストーブを置いておくと暖かいですが、寝ている間に毛布がストーブに触れて火災に繋がる恐れがあります。
火災報知器の点検
火災報知器は、音を鳴らしていなくても電池は消耗していきます。少なくとも年に2回の点検がオススメです。
住宅用火災報知器の寿命は10年が目安と言われています。設置から長期間経過しており、正しく作動しない場合は新しいものに交換を行う必要があります。
火災を初期のうちに発見し、被害を防ぐためにも定期的に点検を行うことが大切です。
総務省消防庁HP:住宅防火関係 住宅用火災警報器を設置しましょう!|消防庁予防課 (fdma.go.jp)
火災は身近なものを原因として発生します。「火災につながるような箇所がないか」今一度、家の中を確認して回ってみてはいかがでしょうか。