こんにちは!
照明は生活する上で欠かせない設備ですよね。
照明の位置や種類、色によって生活の質やお部屋の雰囲気は大きく変わります。
もし、照明の位置を失敗してしまうと過ごしにくいお家になってしまうことも。
そこで今回は「照明計画のポイント」についてご紹介します💁♀️
照明計画を立てるポイント
部屋の用途を考える
それぞれの部屋の用途によって適切な照明器具は異なります。
例えば、勉強や仕事など作業をするための部屋なら青白く明るい照明が向いていますし、ダイニングや寝室などリラックスするための部屋なら温かみのある落ち着いた照明が向いています。
部屋のイメージを考える
照明は明るさだけでなく、お部屋の印象にも大きく影響します。
どのようなお部屋にしたいのかによって、採用する照明器具のデザインは異なります。
Instagramなどで理想のお部屋の写真を見つけ、どこにどのような照明を使用しているのか参考にしてみるのもオススメです。
ぜひ、理想のテイストにあった照明器具を選択してみてください。
照明・スイッチの配置を考える
メインとなる照明をどこにどのように配置するかを考え、監督や電気屋さんと直接確認しながら最終的な位置を決めると、失敗を防ぐことができます。
照明の位置は後々変更することが難しいので、しっかりと検討することが大切です。
照明器具の種類と特徴
照明器具の種類 | 特徴 |
---|---|
シーリングライト | 天井に直接設置し、部屋全体を均一に明るく照らす。メイン照明として最もよく使用されているタイプ。 |
ダウンライト | 天井に埋め込んである照明。天井をフラットに保てるため、すっきりとした印象を与える。 |
スポットライト | 集光性があり、特定のものに光を当てたい時に使われる照明器具。 |
ペンダントライト | 天井からコードなどで吊り下げられた照明器具。手元を明るくでき、インテリアとしても存在感がある。 |
フットライト | 足元を明るく照らす照明器具。階段や廊下に設置されることが多い。 |
照明計画での後悔
よくありがちな照明に関する後悔を調べてみました。照明計画を検討する際に、ぜひ参考にしてみてください。
- 思っていたより暗かった
照明の明るさや照らす範囲がイメージが違っていた場合、「照明が思っていたよりも暗い」と感じてしまうことがあります。照明が暗いと日々の作業に集中できないことも。
特に、シンプルでオシャレなダウンライトは、光量が少なく広範囲に広がらないため、配置を間違えてしまうと偏った明るさになりやすいです。
そのため、実際に実物を見て明るさを体感してから照明計画を立ててみるのもオススメです。また、部屋の日当たりの良さや照明器具の材質などによっても、照明の明るさは違ってくるので注意が必要です。
- 多めに設置したけど使わなかった
暗くならないようにと多めにライトをつけても、使わなければ無駄になってしまいます。
また、明るすぎると目が疲れてしまったりかえって落ち着かない空間になることも。
取り付ける部屋の畳数やルーメンを基準に、適切な数や明るさの照明器具を設置することが大切です。
- 照明の色を確認し忘れて統一感がない
照明の色には大きく分けて「昼白色」「温白色」「電球色」の3つがあります。
異なる照明器具を同じ空間に複数配置する場合は、これらの照明の色が統一されていないとまとまりがなく目が疲れるお部屋になってしまいます。
照明の色が統一されているか確認することが大切です。
- 明るさが調整できない
人によって明るさの好みは様々です。また、時間帯によっても適した明るさは異なります。
照明の明るさを調節できない場合、ずっと同じ明るさで生活をすることになってしまいます。
複数のダウンライトを設置した場合は、部分ごとにスイッチをいくつかに分けてみたり、調光機能のついた照明を採用するのがオススメです。
- 人感センサーライトの誤作動
人感センサーライトは消し忘れを防ぐために便利ですが、検知エリア内での温度変化や風による動きで誤作動が起こる場合があります。
誰もいないのにいきなり点灯することに恐怖を感じてしまったり、逆に検知エリア内に届かず、なかなかセンサーが反応しない真っ暗な中を数歩歩く必要があることも。
設置場所によっては頻繁に誤作動が起こってしまうこともあるため、場合によっては壁面スイッチも検討しておくことが大切です。
- 電球交換できない
一体型LEDダウンライトは、照明器具と電球が一緒になっているため、電気工事士の資格を持つ人でないと交換することができません。自分で手軽に交換することができないので、電球が切れる度に業者さんを呼ぶ必要があります。
一方で、交換型LEDダウンライトは、本体自体の値段が高い傾向にありますが、自分で電球を交換するだけで使えるという特徴があります。
業者さんを呼ぶ暇がない方や、電気が切れたらすぐに自分で交換したいという方は交換型の方がオススメです。
- スイッチの位置が不便
スイッチは毎日使うものなので、少しでも不便な位置にあると日々のストレスに繋がってしまいます。
ドアを開けたらスイッチが見えなくなったり、家具で隠れたりすることがないように高さや位置をきちんと計画することが重要です。
また、生活動線を考慮したうえで廊下や階段のスイッチを設置することで、暗い中手探りで歩く必要もありません。
今回は、「照明計画のポイント」についてご紹介しました。
照明は、日々の作業やお部屋の雰囲気を左右する部分でもあるため、しっかりと検討することが大切です。暮らし始めてから「ここが足りなかった」「ここをこうしとけばよかった」と後悔しないためにも、照明計画は慎重におこなってみてくださいね。