こんにちは！
前回は、「ホテルライク」についてご紹介したので、今回は「和モダン」についてご紹介します💁♀️
和モダンとは
和モダンとは、日本古来からつたわる和風デザインと現代的な洋風のデザインを組み合わせたスタイルを指します。
和のホッとした雰囲気を大切にしつつも古さを感じさせず、ご年配の方から若い方まで幅広い世代に受け入れられやすいデザインといえます。
POINT！
配色にこだわる
和モダンを演出するためには、配色が大切です。
畳や土壁、和紙、竹などの和を連想させる自然素材の色（アースカラー）や、アクセントとして日本の伝統色を取り入れてみるのがオススメ。
| 基調となる色 | アクセントカラー |
|---|---|
| ・黒 ・茶色 ・赤茶色 ・ベージュ ・グレー ・白 ・緑 | ・朱色 ・えんじ色 ・くちなし色(黄) ・藍色 ・茄子紺 ・金色 ・銀色 |
和を感じさせるカラーを取り入れることで、リラックスできる空間にすることができます。
しかし、アースカラーのみでまとめてしまうと和の雰囲気が強くなってしまうため、アクセントカラーを活用してモダンな雰囲気を演出してみてください。
無垢材や漆喰、珪藻土など素材を活用してみるのもオススメです。
POINT！
畳のエリアを作る
畳のエリアを設けることで、一気に和の雰囲気を演出することができます。
畳は、子どもの遊び場や客間スペースなどさまざまな用途に活用することができるので便利です。
また、畳のデザインにも縁がない畳や和紙を使った和紙畳など様々な種類があるため、和の良さを残しつつもオシャレな内装にすることができます。
POINT！
低めの家具を選ぶ
和室には、ゆったりと時間がながれリラックスできる魅力がありますよね。
そんな和室の魅力をいかすためには、開放感が欠かせません。
背丈の低いモダンテイストの家具を選ぶことで、空間に開放感を出し、なおかつ和の雰囲気を壊すことなく現代的な雰囲気を演出することができます。
また、和室は重圧な雰囲気になりやすいですが、細く華奢なデザインの家具を選ぶことで和モダンらしい繊細さが生まれます。
ロースタイルでまとめることで「和」の伝統である床座のスタイルを取り入れることもできますよ。
POINT！
和と洋のバランスを整える
和モダンは、「和」と「洋」の要素を組み合わせるスタイルなのでそれぞれのバランスが大切です。理想のバランスは「和7：洋3」と言われています。
POINT！
引き戸にする
洋風に寄りすぎてしまった場合には、引き戸を取り入れるのがオススメです。
どちらかというと、開き戸には洋風の雰囲気、引き戸には和風の雰囲気がありますよね。
障子のような格子状のデザインを取り入れると、より和を感じさせることができます。
また、お部屋のカーテンも、やわらかく光がはいってくる障子のようなロールスクリーンやプリーツスクリーンを採用するのがオススメです。
POINT！
照明にこだわる
和モダンには、明るくはっきりとした照明よりも、あたたかく落ち着いた照明が良く合います。古風な雰囲気を醸し出し、そっと包み込んでくれるような暖かさのある橙色の灯りがオススメです。
照明には、和紙や竹ひごなどの自然素材で作られているものもあり、モダンな家具ともよく合います。
お部屋だけでなく、家周りに間接照明を設置してみるのもオススメです。
今回は、「和モダン」についてご紹介しました。
和モダンスタイルは、高級感を感じながらもリラックスできる空間が魅力的です。
ぜひ、日本の古くから伝わる暮らし方を少しでも取り入れ、気持ちが和むお部屋を作ってみてはいかがでしょうか。