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バルコニーのメリット・デメリット

こんにちは!
2階以上の家であればバルコニーやベランダを取り入れることが多かったですが、近年、乾燥機・ランドリールームの導入や、花粉や黄砂対策として室内干しをする人が増えたことによりバルコニーやベランダが必要ないと感じる方も増えています。

そこで今回は、「バルコニーのメリット・デメリット」についてご紹介します💁‍♀️

バルコニーとは

バルコニーとは、2階以上で建物の外壁から張り出している屋根のないスペースのことです。

似たようなものにベランダとテラスがあります。ベランダは屋根や庇がある屋外スペースで、テラスは1階部分から外に張り出した屋外スペースのことを言います。

バルコニーのメリット

Merit

洗濯物がよく乾く

バルコニーは屋根がないため日当たりがよく、洗濯物がよく乾きます。ベランダより空間を確保しやすいため、たくさんの洗濯物や布団のような大きいものも干すことができます。

2階部分であるため、住宅地であっても周囲の建物の影になりにくいです。

家族の人数や洗濯物の量が多い家庭や、晴れた日は外で干したいにとってはオススメです。

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人目を気にせずアウトドアを楽しめる

バルコニーは目隠しをつけることが可能なため、人目を気にせずに趣味を楽しんだり外の空気の中でリラックスすることができます。

レジャーシートを敷いて読書をしたりランチを食べてみたり、バーベキューやプールを楽しんだりなど、普段の生活をより充実させることができます。

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ガーデニングに適している

日当たりがいいため植物が育ちやすく、ガーデニングに適しています。
ガーデニングや家庭菜園を楽しみたいけど庭を確保することができない場合、バルコニ―を採用するのがオススメです。

バルコニーのデメリット

Demerit

掃除やメンテナンスが必要

バルコニーは屋根がない分、雨や落ち葉、砂埃などで汚れやすいです。定期的に掃除を行わなければ、排水溝が詰まってしまいます。

また、紫外線があたるため経年劣化しやすく、バルコニーと外壁の接続部分のヒビから浸水したり、床面の防水層が劣化することで雨漏りに繋がってしまいます。
雨漏りしていることに気づかず、雨が降るたびに水が入り続けてしまうと建物の構造まで腐ってしまうことも。

家の寿命を伸ばすためにも、定期的なメンテナンスが欠かせません。

Demerit

建築費用がかかる

バルコニーは防水加工や排水設備等の工事費用がかかるため、建築費用が高くなってしまいます。

また、建築費用だけでなく定期的なメンテナンス費用も必要になるため、将来的な費用も事前に考えておくことが大切です。

バルコニーを採用するか迷ったら

POINT!

洗濯物を十分に干せるスペースがあるか

ランドリースペースやお庭などで洗濯物を干すことができる十分なスペースを確保できている場合は、バルコニーを活用する機会がなかなかないかもしれません。
洗濯物は干さずに乾燥機で済ませる方にとってもバルコニーはあまり必要ないのかもしれません。

逆に、2階にリビングや水回りを設置したい方や、洗濯物を外干させたい方にとってはオススメです。

POINT!

掃除をするのが苦じゃないか

バルコニーは定期的な掃除が必要になります。作って終わりではなく、家と一緒にずっと付き合っていく場所でもあるため掃除をするのが苦にならないか、事前に考えてみることがオススメです。

POINT!

採光や通風などが期待できるか

バルコニーを採用したとしても近くに高い建物がある場合などは、光が届かなかったり風が通らないことがあります。場合によってはスペースを十分に確保できずバルコニーが狭くなってしまったり、位置によって隣家からの視線が気になってしまうことも。

このような状況だと使い勝手が悪いと感じ、後々使わなくなってしまう可能性もあるため注意が必要です。

今回は、「バルコニーのメリット・デメリット」についてご紹介しました。
バルコニーが必要かどうかは各家庭のライフスタイルによって変わります。
ぜひ、暮らし方に合った選択を行ってみてください。